RADWIMPS「me me she」後編〜後悔<感謝〜

こんにちは。

前回のme me sheの続きです。

 

歌詞はこちら:

me me she RADWIMPS 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索

 

「僕が例えば他の人と結ばれたとして 二人の間に命が宿ったとして

その中にもきっと君の遺伝子もそっと まぎれこんでいるだろう」

 

またも嫌いになる気ゼロな・・・。

染色体とか遺伝子とか、そういう話になるのは洋次郎さんらしい

ですけど、簡単に言えば「新しい女性と付き合っても

君を忘れないよ」または「忘れたとしても僕を造ってくれた

君は僕の中に残っているよ」ということですかね。

遺伝子とか保健体育的な、医学的なことはわかりませんが、

それくらい心と身体で深く愛し合ったよね、

ということだと思います。

 

「でも君がいないならきっとつまらないから

暇つぶしがてら2085年まで待ってるよ」

 

2085年・・・具体的な数字が出てきました。

最初何かノストラダムスの予言的なやつかな?と思ったのですが。

でも前回も具体的な数字が出てきましたね。

「100歳までよろしくね」

これは確か洋次郎さん自身の経験をもとにした(と言われる)

曲です。

洋次郎さんの誕生日は・・・

野田洋次郎 - Wikipedia 

・・・1985年生まれ。ビンゴ。(公式には載ってなかったのでwikiの引用失礼します)

これが分かった時はちょっと「おおっ」と思いました。

当時まだ私は中学生だったので、大発見でした。

結局友人に聞いたら、それはファンの間では有名な話だと。

ついでに「me me she」というタイトルが「女々しい」と

「僕:彼女=2:1、自分のわがままのせいで別れた歌だ」という

ことも知ることになりました。

タイトルも歌詞も意味を知りたくなるし、知るともっと

好きになっちゃう仕掛けの多いバンドですよね。

 

ところでなにを2085年まで待っているんでしょうか。

新しい恋人も子供も作らずに君を待っているということでしょうか。

そのあたりは私の中でも曖昧なのですが・・・。

長い年月を「暇つぶし」と言えてしまうくらい、君がいない

というのはつまらないってことですかね。

 

「今までほんとにありがとう 今までほんとにごめんね

今度は僕が待つ番だよ 君が生きていようとなかろうと

だってはじめて笑って言えた約束なんだもん」

 

なるほど、「今度は僕が待つ番」。

「君」を待たせてばかりだったんですね。冒頭の別れた理由にも

繋がってきます。

「はじめて笑って言えた約束」ということは、今まで君とした約束は

笑ってできたものではなかったんですね。

この流れで行くと、恐らく「今週こそ会おう!」

「ごめんまた仕事入っちゃった、来週こそ行こう!!」

というような「約束」だったのだと思います。

自分ばかり夢に仕事にキラキラ光って、

待たされる彼女の表情と心は曇っていった。

だからこそ、「100歳までよろしくね」と笑ってできた約束は、

君が100歳まで生きていようとなかろうと守ると。待つよと。

なんというか・・・愛、ですね。(浅い感想)

「未練タラタラじゃん」と思う人も多いでしょうが、

未練タラタラと言えるほどのエゴも感じられない気がしてしまいます。

「今までほんとにありがとう/ごめんね」と言っていますから、

少なくとも別れたという事実はきちんと受け入れているのでしょう。

 

「『さよなら』と一緒に僕からの言葉を

『ありがとう』と一緒に『ごめんね』を」

 

そうですね、やはりきちんと別れは受け入れているようです。

 

「『空が奇麗だね 人は悲しいね』

また見え透いたほんとで僕を洗ってよ 次がもしあれば」

 

見え透いたという言葉は基本的には「嘘」に繋がる言葉ですよね。

本当のことに見せかけたわかりやすい嘘、という意味で。

これはその逆で、嘘のように純粋な本心、という意味なのではないでしょうか。

普通の人が言うと綺麗事のように聞こえてしまうけど、

君が言うと純粋な心からの言葉だと思える。

そんな言葉に僕は心が洗われる、改心させられる思いだったんですね。

 

「僕の好きな君 君の好きな僕 そうやっていつしか

僕は僕を大切に思えたよ

この恋に僕が名前をつけるとしたらそれは『ありがとう』」

 

僕の好きな君が、僕を本気で好きでいてくれる。

好きな人が好きなものは大切にしたくなりますもんね。

そして何度も「ごめんね」「ありがとう」と繰り返して

いましたが、結局この恋は君への感謝が主題であったと。

後悔よりも感謝の方が大きかったということですかね。

とても優しい歌詞・・・。(浅い感想)

 

2回に渡ってme me sheの歌詞を読んでいきました。

何度も言いますが、人気のバンドの人気のある曲ですし、

他にも同じような境遇で書かれた曲はありますから、

解釈違いなところもあるかもしれませんが、

そしたらそっと教えてください・・・。

 

あと私、感想を述べるのが苦手ですね(発見)。

 

それでは。